EOオールパーパスソープ

EOオールパーパスソープ　ペパーミント
購入価格:1698円

恐ろしい商品に出会ってしまった。EOオールパーパスソープ（All-purpose Soap）つまり万能石鹸ということ。945mlで1698円。

本当に万能なのか？万能だったらこれ一本で全てのことができるってこと。

まずおすすめされている使い方を解読

EOオールパーパスソープは、なぜか、全くといって使用レポが存在しない。 というわけで、自力で商品裏の英語を解読しながら使ってみたよ。

食器洗い

今回、買ったのはEOオールパーパスソープのペパーミント。 最初の泡だった瞬間が一番ニオイが強いので、食器を洗いながら葉を磨いてる気持ちになるという不思議な状況が発生。食器洗いに使うつもりならレモンとかにしておいたほうがいいよ。
洗いあがりはキュッキュッとしてとても気持ちがいい。
手荒れなどをここで検証すべきなのだろうけど、普段の中性洗剤でも肌荒れしない人間のためにそのあたりのことはわからない。残念。

洗顔

EOオールパーパスソープの成分的には純石鹸にはもちろん該当しません。 植物由来の界面活性剤が豊富に入ってますしね…。 

クエン酸入ってるから中性洗剤の部類なのだろうか？

ちょっと洗顔には危険なんじゃないかとビビリながら洗ってみました。

洗いあがりはスッキリして、脱脂が激しい感じもなかったです。ただ、これまた肌が弱い人だと辛いかもしれません。

ところで、顔に近いところにこのペパーミントが匂うと歯磨き粉を顔に塗ってしまったのではないという妄想に囚われてしまう。
そんなわけで、洗顔として使うならレモンか、ラベンダーにすべき。

ボディソープ・ハンドソープ

特に可もなく不可もなし。
ペパーミントの爽やかな香りがよいですね。

シャンプー

泡立ちが悪いのに、意外と良かった。 シャンプーに使ってよいというようなことは実は書いてないのだけど、成分にココアンホ酢酸Naが入ってるから大丈夫のよう。
1Squeeze(1絞り）して手にとって、泡立てると激しいペパーミント臭が。 他の匂い（レモン、ラベンダー）を試してないからわからないけど、明らかにペパーミントをシャンプーに使うのは夏向きな気がする。 ペパーミントのニオイがするから、なんとなくヒヤッとハッカが来るような気がするけど、セイヨウハッカ油の量が少ないのかそんなにひんやりはしません。
石鹸シャンプーと同じくキシキシするので、クエン酸リンスは必須。

洗濯

あまり泡立ちよくないというのは、シャンプーのところでも書いたとおりです。洗いあがりにペパーミントのニオイがするかといえばNO。

柔軟成分が入ってるのか？ふっくら柔らかにはなってる。

結論

成分的にも、（植物由来ではありますが）界面活性剤が多く含まれているのと、それほどの効果を感じられないので、洗顔、ボディソープ、ハンドソープとしては使用しないほうがいいかもです。
反対に、食器洗いや洗濯にはよいかもしれません。でもこれじゃないとダメ！ってこともないし、945mlで1698円という値段を考えても日常使いは難しい。
掃除でも使えるらしいのだけど、掃除にまで使えてしまう中性洗剤をペットや体に使うということの怖さがあるのでやっぱりオールマイティな洗剤ってなんだか怖いなぁと思った。

となると、メリットは、ラウリル／ラウレス硫酸ナトリウムが入ってないってことと自然香料ってことくらいかな。

とりあえず、成分ここに書いておく。
調べられる範囲でメモ付き。

<全成分＞
・水
・ミリストイルサルコシンNa(アミノ酸系界面活性剤)
・コカミドプロピルヒドロキシスルタイン(脂肪酸アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤,増泡剤）
・ココアンホ酢酸Na（両性界面活性剤、硬水中でも洗浄力が落ちず、コンディショニング効果に優れる洗浄剤。低刺激で帯電防止・保湿効果があり、髪にしなやかさを与える）
・カプリルグルコシド（ヤシ油、トウモロコシ、ジャガイモなどから得られる ノニオンの界面活性剤。）
・ラウリルグルコシド（ラウリルグルコシドは石油系ではなく､ラウリン酸という脂肪酸と､グルコースという糖が結びついてできている､植物由来の合成界面活性剤です｡また､ラウリルグルコシドは､石けんと同等の安全性を持ち合わせている成分）
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウリルグルコースカルボン酸Na
・グリセリン
・フェノキシエタノール
・セイヨウハッカ油
・スペアミント油
・ベンジルアルコール
・カミツレ花エキス
・トウキンセンカ花エキス
・チャ葉エキス
・フィチン酸Na
・ソルビン酸K
・トコフェロール
・アロエベラ葉
・クエン酸


合成香料、人工着色料、パラベン、フタル酸、ラウリル／ラウレス硫酸ナトリウム、EDTA、遺伝子組み換え成分不使用。